高血圧症治療のポイント
・自宅で安静にした時の血圧を基準にすること
病院で測定した血圧は、緊張のために上昇していることが多いためあまり参考にはなりません。当院では、自宅での安静時血圧を目安として治療を行います。
・安易に薬で下げようとしないこと
200を超えるほどの高血圧でなければ、緊急に下げる必要はありません。本当に高血圧なのかどうか、時間をかけて様子を見ます。そして、血圧が本当に高い場合は、血圧を上げている原因を探し出して、それを取り除くことを考えます。よくあるのは、精神的なストレスによる一時的な血圧上昇です。これは、ストレスへの対処法を身につけるだけで、比較的簡単に血圧を下げられます。また、寝不足・運動不足や過労も高血圧の原因となります。
・薬を使う場合は、安全なものを使うこと
高血圧で、なかなか改善しない場合に、薬剤での降圧を考えます。当院では、保険適応の漢方薬など、副作用の少ないものから使用します。開発されたばかりの西洋薬は、血圧を下げる作用が強いのですが、副作用や有効性が十分証明されていません。ですので、西洋薬を使う場合は、昔から使われていて副作用が少ないものを選んでいます。
・腎臓の負担をとる解毒
腎臓への負担が、血圧上昇を起こすことがあります。腎臓は、体内の老廃物をろ過して体外に排出する臓器です。金属や化学物質が腎臓に沈着すると、ろ過の機能が落ちて血圧が上昇しやすくなります。腎臓に付着した金属、化学物質に対しては、漢方薬や西洋薬を三ヶ月程度使用します。これにより、血圧が正常になり、薬をやめることができることもあります。
参考文献
「高血圧は薬で下げるな」 浜六郎
病院で測定した血圧は、緊張のために上昇していることが多いためあまり参考にはなりません。当院では、自宅での安静時血圧を目安として治療を行います。
・安易に薬で下げようとしないこと
200を超えるほどの高血圧でなければ、緊急に下げる必要はありません。本当に高血圧なのかどうか、時間をかけて様子を見ます。そして、血圧が本当に高い場合は、血圧を上げている原因を探し出して、それを取り除くことを考えます。よくあるのは、精神的なストレスによる一時的な血圧上昇です。これは、ストレスへの対処法を身につけるだけで、比較的簡単に血圧を下げられます。また、寝不足・運動不足や過労も高血圧の原因となります。
・薬を使う場合は、安全なものを使うこと
高血圧で、なかなか改善しない場合に、薬剤での降圧を考えます。当院では、保険適応の漢方薬など、副作用の少ないものから使用します。開発されたばかりの西洋薬は、血圧を下げる作用が強いのですが、副作用や有効性が十分証明されていません。ですので、西洋薬を使う場合は、昔から使われていて副作用が少ないものを選んでいます。
・腎臓の負担をとる解毒
腎臓への負担が、血圧上昇を起こすことがあります。腎臓は、体内の老廃物をろ過して体外に排出する臓器です。金属や化学物質が腎臓に沈着すると、ろ過の機能が落ちて血圧が上昇しやすくなります。腎臓に付着した金属、化学物質に対しては、漢方薬や西洋薬を三ヶ月程度使用します。これにより、血圧が正常になり、薬をやめることができることもあります。
参考文献
「高血圧は薬で下げるな」 浜六郎