Q16.「ジェネピック購入の領収書が欲しいのですが?」

  A16.ジェネピックは、海外の未承認医薬品の個人輸入のため、
    領収書は出せないのです。

  「ジェネピック使用契約書 兼 申込書(クリニック名が記載されています)」
  「ジェネピック代金の振込明細」

   この2つが、支払い証明の代わりになります。
  よって、確定申告や、税務控除で使いたい場合には、
  「海外からサプリメントを購入して、自分の治療として使った」
  ことを記載して、上記2点を税務署に提出して下さい。

   上記の「ジェネピック使用契約書 兼 申込書」には
  ジェネピック治療を担当したクリニック名が記載されていますので、
  治療用としてサプリメントを輸入したことの証明に使えると思います。

Q17.「ジェネピック治療が有効であった場合、進行して大きくなった
   乳癌の腫瘤が小さくなり、元のように綺麗な肌に戻ることを期待してよいのでしょうか?」

  A17.とても難しい答えになりますが、ジェネピックの治療効果が
    あれば通常腫瘤は小さくなります。しかし、必ずしも、乳癌の腫瘤が
    小さくなったり、さらには消失して元の状態にも戻るまでには
    至らないこともあることをご理解下さい。

     女性にとって乳房は、男性には理解できない程大切な
    身体の一部であり、ジェネピックの治療の効果を期待され、
    腫瘤が小さくなり、できれば消えてしまい、元通りの綺麗な肌に
    もどることを、患者さんはもちろん、私たち医師もそうなってくれる
    ことを願っています。そのことは良く理解できます。

     しかし、ジェネピックに対する患者さんのそうした期待感から、
    たとえ、医師が医学上治療効果があったと判定しても、
    患者さんにはその治療効果に、気持ちの上で納得がいかないこともあります。
    しかし、まずは、がんの治癒をめざし、そのうえでがんの残骸は、
    必要であれば外科や形成外科による対処などを検討するしていきましょう。
     もちろん、乳癌の腫瘤が小さくなり、手術をしても良いという患者さんならば、
    その旨主治医と相談されると良いでしょう。