Q4.「ジェネピックは、手術の前後や現在行われている抗がん剤や
放射線治療と併用することはできますか?」
A4.はい、併用することができます。実際、アメリカにおいて、
抗がん剤など従来の治療を選択した患者さんで、ジェネピックを
併用したことにより、より良い結果が出たという報告がなされています。
さらに、抗がん剤にジェネピックを併用することで、脱毛や吐き気、
食欲低下、そして白血球減少といった免疫力を低下させる抗がん剤の
副作用が減らせることがわかってきました。
Q5.「ジェネピックは乳癌と前立腺癌で非常に高い有効率を示しましたが、
他の癌にも効果が期待できるのでしょうか?」
A5.はい、現時点において、ほぼすべての癌に適応があると考えます。
がん細胞が増殖していくためには、がんのタイプによらず糖分からの
エネルギーが必要なため、この取り込みを遮断するアセトゲニン類の
成分をもったジェネピックは有効であると考えるからです。
現在までの研究により、このアセトゲニン類が、乳癌や前立腺癌以外にも、
卵巣癌、大腸癌、肺癌、肝臓癌、子宮頚癌、リンパ腫、膵臓癌などの
腫瘤細胞にも効果を示すことがわかっています。さらに皮膚がんや脳腫瘍にも
良好な結果が得られたという米国での症例報告も出ています。
※今後の研究結果によっては、場合によっては例外となるタイプのがんが
出てくることがあるかもしれません。
